クリスマスローズが咲きました
前の家主の方が残していったクリスマスローズ
昨年放ったらかしに。自然に増えるかな?と思っていたら、2倍に生息域を増やしていました
本当に下向きに咲いている
【注意】クリスマスローズは毒草です
花は可愛いですが、クリスマスローズは毒草
全草(全体)に毒があり、学名のヘレボルス(Helleborus)の由来はギリシャ語で「殺す食べ物」と言われています
殺す(helein)と食べ物(bore)
同じキンポウゲ科のトリカブト、クレマチスも毒草
美しい花にはトゲがあるどころではなく最悪の場合死に至ります
クリスマスローズの場合は触れると皮膚に炎症
有毒成分はサポニン、ヘレブリン、プロトアネモニンなど
心臓の収縮に働きかけます
クリスマスローズの毒性はさほど強いものではないと言われていますが、触る時はガーデングローブの着用が必要です
参考にしたページ:
観賞用の花、実は有毒の場合が多いので注意
保育園にもあるチューリップも毒草ですが、不思議と園児は手を出しませんよね
観賞用の花には他にもスズラン、ヒヤシンス、
我が家は小さい子がいるので、庭にある植物は
- 触れても大丈夫か
- 毒がないか
- 触れたらどんな症状が出るのか
- 食べたらどんな症状が出るのか
といったことを一通り見て回ります
前の家主さんは多分ホームセンターで買って植えたであろうものが結構あって、庭は一見わからないですが知っている身としては割とハラハラするものが植っていて初めは若干震えた
※手を口に持っていく年齢の子どもがある立場の見解です
見るだけ・触らないのであれば別にどうってことありませんが、お孫さんを呼ぶのはやめた方がいいかな…
「知っている」「知ろうとする」のはとても大切です
ちなみに我が家で他に毒があるものはスイセン、アセビ、アジサイがありました
水仙がとにかく多い!
至る所に点在していて心配だったので、子どもが行かない道路沿いの敷地にまとめて植え替えました
見るだけならいいけれど、そこまでして手元に置いておきたいか、私個人としては疑問。多分前の家主さんは毒のことを何も知らなかったのではないかと推察します
繰り返しますが「知っている」「知ろうとする」のはとても大切なんです。他の人を巻き込まないためにもね
綺麗なことには変わりない
ここまで言うと毒草が悪者のようですがそんなことはありません
毒を有しているのはあくまでそういう役割
必要があって持っているだけ
植物の毒は薬にもなるし、摂取の仕方で中毒になったり効能になったり食用になったり多様なのです
毒草自体は悪者でもなんでもなくただ生きているだけなのだから、こちら側ができることは自分に害のないように工夫すること
我が家でも、ならば見つけた有毒植物を全て撤去したかと言うとそうでもありません。ただ、動線や触れやすい場所かどうかなど、トータルで考えています
正直まだ手が間に合っていないので保留中の場所もあります
付き合い方を考えて、お互いにとって良いようにしていきたいですね
簡単な毒草の見分け方
※あくまで一つの目安でこの方法が全てに言えることはありません
簡単にパッと見で判断するのは、毒草はやはり強そう
葉の緑が濃い、硬そう、花がはっきりしている(色が濃いとか花びらが硬くてテカりがあるとか茎が硬そうとか)
そんな場合は気をつけたほうがいいですが、中には柔らかそうで毒があるものもあります
全てに当てはまりません。あくまで一つの目安です
大事なのは無闇に触らない・食べない・触った手は洗う(口に持っていかない)
そして、わかる物を増やすといいです
怖がらずにわからない物を一つずつでいいので順番に調べて「これはOK」を増やしていくと、違う場所でも応用できて知識が広がります。それが自信になる。心配が減る
怖がらずに、少しづつ、知識を得ていけたらと思っています☺️